ナカバヤシ アキラ   Nakabayashi Akira
  中林 章
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   准教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 新システムによる卵管鏡下卵管形成術のバルーン伸張距離に関する検討
掲載誌名 正式名:日本産科婦人科内視鏡学会雑誌
ISSNコード:18849938/18845746
掲載区分国内
出版社 (一社)日本産科婦人科内視鏡学会
巻・号・頁 23(1),70-72頁
著者・共著者 村越 行高, 櫻井 友義, 末岡 浩, 渡邊 広是, 中林 章, 橋場 剛士, 浅田 弘法, 岩田 壮吉, 吉村 泰典
発行年月 2007/12
概要 卵管鏡下卵管形成術(FT)において、旧カテーテル(第3世代)を使用した30例(A群)と新カテーテル(第4世代)を使用した30例(B群)のバルーン伸長距離を比較した。伸長のデータとしてはスコープのカテーテルから外に出ている目盛り(卵管鏡目盛り)と、内筒の挿入距離(バルーン目盛り)を用いた。カテーテルの構造に基づく基本的なルール(Eleven rule)の理論値y(伸長距離)=x(挿入深度)+1に対し、A群の実測値はy=0.584x+0.7709で、明らかに停滞した伸長距離が示された。一方B群はy=0.9028x+0.9838で、A群に比較して伸長距離の増大を認めた。またB群では各症例間の伸長差は少なく、ほぼ一定であった。さらに最近5年間のFT施行症例を対象に、内筒を10cm挿入できた完遂率を比較したところ、第3世代では83.6%であったが、第4世代では99.3%とほぼ全例で完遂できていた。
文献番号 2008193960