オカザキ ケン
Okazaki Ken
岡崎 賢 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授・基幹分野長 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 偏心性寛骨臼回転骨切り術において球状に骨切りを行う練習方法 |
掲載誌名 | 正式名:Hip Joint ISSNコード:03893634 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本股関節学会 |
巻・号・頁 | 44(2),805-808頁 |
著者・共著者 | 森田 裕司, 大鶴 任彦, 宗像 祐太郎, 岡崎 賢 |
発行年月 | 2018/08 |
概要 | 症例は23歳女性で、右股関節痛を主訴に来院した。来院時X線像で、右CE角3°、AHI 57%、Sharp角55°、左はそれぞれ16°、75%、45°であり、右股関節の偏心性寛骨臼回転骨切り術(ERAO)を予定した。著者らの考案した作図方法により、使用する鑿の曲率半径は40mm、骨切り部は関節裂隙から20mm近位、寛骨臼骨片の回転角度は22°とし、これに基づき3Dモデルを作製した。3Dモデルを参考にバルサ角材を用い球状に骨切りを行う練習を行った。バルサ角材にコンパスで円を描き、まず平鑿で浅く切った。次に、回転骨切術用鑿を用いて骨切りを行った。鑿は面に垂直右斜め、左斜めに打ち込み、一部できた球状面をガイドとして全体を球状に切った。十分な練習後、ERAOを行い、術前計画どおりに球状に骨切りを行うことができた。 |
文献番号 | 2019027342 |