オカザキ ケン   Okazaki Ken
  岡崎 賢
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   教授・基幹分野長
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 SL-PLUS stemとSL-PLUS MIA stemのX線学的比較検討
掲載誌名 正式名:Hip Joint
ISSNコード:03893634
掲載区分国内
出版社 日本股関節学会
巻・号・頁 45(2),819-822頁
著者・共著者 森田 裕司, 大鶴 任彦, 宗像 裕太郎, 倉光 祐二郎, 岡崎 賢
発行年月 2019/08
概要 SL-PLUS stemでTHAを行った40肢(A群)とSL-PLUS MIA stemでTHAを行った97肢(B群)を対象に、X線学的に比較した。術前X線像で大腿骨髄腔形態(canal flare index:CFI)、使用したステムのsize、最終観察時のX線像でradiolucent line(RL)が出現したGruenのzone数、stress shielding(SS)の程度、cortical hypertrophy(HT)が出現したGruenのzone数を調査し、RLとそれぞれの関連を検討した。平均追跡期間はA群31ヵ月、B群47ヵ月であった。その結果、術前のCFIは2群間に差がなかった。術後のRL出現は2群とも近位に多く出現し、特にsizeの小さいstemで広く出現していた。HTはB群でzone 3、5に多く出現し、SSの程度も強い傾向にあった。SL-PLUS stemの外側flareが遠位固定になり難くし、回旋安定性に関与していると考えられた。また、外側flareは特に小さいsizeのステムで重要と思われた。
文献番号 2020169230