ワカバヤシ ヒデタカ   Wakabayashi Hidetaka
  若林 秀隆
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   教授・基幹分野長
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 標準失語症検査における基準関連妥当性の検討
掲載誌名 正式名:BRAIN and NERVE: 神経研究の進歩
ISSNコード:18816096/13448129
掲載区分国内
出版社 (株)医学書院
巻・号・頁 72(7),0811-0818頁
著者・共著者 堤内 啓太, 森 隆志, 大渡 崇世, 山田 友美, 上野 真由美, 若林 秀隆
担当区分 最終著者
発行年月 2020/07
概要 <文献概要>標準失語症検査(SLTA)の基準関連妥当性を検証した。失語症発症後,3カ月以上経過した患者にSLTAとWAB失語症検査日本語版(WAB-J)を実施し,SLTAとWAB-Jのスピアマン順位相関係数を算出した。対象者は20名で男性14名,女性6名,平均年齢は68.5歳,原因疾患は脳梗塞14名,脳出血6名であった。SLTAとWAB-Jの相関係数は,SLTA総合評価尺度とWAB-J失語指数ではr=0.870(P<0.001),SLTA(A)書字因子とWAB-J(VI)書字ではr=0.852(P<0.001),SLTA書字命令に従うとWAB-J文字による命令文ではr=0.807(P<0.001)であり,下位項目Z得点同士はr≧0.7が多数であった。以上より,SLTAは基準関連妥当性を有すると言える。
文献番号 2020311477