カワマタ タカカズ
Kawamata Takakazu
川俣 貴一 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授・基幹分野長 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 標準脳機能アトラスの投影による未来予測手術の具現化 |
掲載誌名 | 正式名:MEDICAL IMAGING TECHNOLOGY ISSNコード:0288450X |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本医用画像工学会 |
巻・号・頁 | 38(5),222-227頁 |
著者・共著者 | 田村学†, 佐藤生馬, MANGINJean-Francois, 藤野雄一, 正宗賢, 川俣貴一, 村垣善浩 |
発行年月 | 2020/11/25 |
概要 | 東京女子医科大学脳神経外科では,2000年以降導入された術中MRIと連動し,ナビゲーションシステムを2000例以上に活用した.2004年以降,覚醒下脳機能マッピング中のナビゲーション画像や電気刺激および患者反応の情報を術中脳機能検査(IEMAS)を500症例超に活用した.脳表面や白質をプローブで術中電気刺激マッピングしたアナログ位置情報をログ情報として記録し,患者の脳機能情報を術中MRIに付加し,デジタル化した.得られた術中MRI上の反応点を術前MRI および標準脳上に変換し,画像変換に伴う精度を算出した.刺激によるログ情報の得られた20例で解析を行い,言語停止(22),言語遅延(10),運動(12)および感覚(7)反応点(合計51)が得られた.反応点の画像変換精度は,術前MRIへは2.6±1.5mm,さらに標準脳へは1.7±0.8mm であり,標準脳を術前・術中の患者MRIに逆変換投影することも可能であった. |
DOI | 10.11409/mit.38.222 |