キタガワ カズオ   Kitagawa Kazuo
  北川 一夫
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   非常勤嘱託
論文種別 総説
言語種別 日本語
査読の有無 査読なし
招待の有無 招待あり
表題 【脳血管と認知症】診断・臨床 認知症と炎症マーカー
掲載誌名 正式名:最新医学
ISSNコード:03708241
掲載区分国内
出版社 (株)最新医学社
巻・号・頁 74(6),755-760頁
著者・共著者 北川 一夫
発行年月 2019/06
概要 認知症、特にアルツハイマー病への血管リスク因子の関与が確立され、その背景に血管炎症、あるいは炎症マーカーとの関連が示唆されている。血管炎症マーカーとしては、高感度CRPが代表的なものであるが、高感度CRPと認知症との関連は年齢、時期、遺伝子多型との関係で一致した見解を得ていない。脳小血管病の存在が将来の認知症リスクを高めることはよく知られているが、脳小血管病と血液炎症マーカーとの関連についても報告が集積しつつある。認知症の根本的治療法が存在しない現在、血管炎症抑制を標的とした治療手段は、将来の認知症発症リスクを低減させることが期待される。(著者抄録)
文献番号 2019277639