キタガワ カズオ
Kitagawa Kazuo
北川 一夫 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 非常勤嘱託 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【血行再建療法時代の脳保護療法と再生医療】遠隔虚血負荷を用いた脳側副血行発達促進手段の開発 |
掲載誌名 | 正式名:分子脳血管病 ISSNコード:13468995 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)先端医学社 |
巻・号・頁 | 17(1),27-31頁 |
著者・共著者 | 北川 一夫 |
発行年月 | 2018/01 |
概要 | 血栓回収デバイスの登場により脳梗塞超急性期の血行再建術が大きな注目を集めている。その際にも予後を規定する重要な因子の一つとして、脳側副血行発達の良否があげられる。脳灌流圧の低下、脱水は側副血行を不良にする要因として急性期脳梗塞患者では避けるようにされている。しかし、側副血行そのものを改善する治療手段は開発されていない。筆者らは慢性低灌流負荷の際に1〜2週間かけて脳軟膜動脈吻合が発達することを報告してきている。虚血コンディショニングの臨床応用可能な形態として、遠隔虚血負荷が海外では脳梗塞急性期患者で臨床試験されている。筆者らは最近、遠隔虚血負荷が脳虚血中の側副血行発達を促進することにより、脳保護効果を示す可能性を明らかにした。(著者抄録) |
文献番号 | 2018092402 |