シミズ ユウコ
Shimizu Yuuko
清水 優子 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【多発性硬化症の新薬紹介】ナタリズマブ(タイサブリ) |
掲載誌名 | 正式名:脳21 ISSNコード:13440128 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)金芳堂 |
巻・号・頁 | 16(4),470-473頁 |
著者・共著者 | 清水 優子 |
発行年月 | 2013/10 |
概要 | ナタリズマブ(タイサブリ)は再発寛解型多発性硬化症の治療薬として開発された初めてのモノクローナル抗体である。活性化T細胞は血管内皮に接着することによって脳血管関門を通過し中枢神経に達するが、ナタリズマブはこの活性化T細胞に発現しているα4β1インテグリンに結合することによって、リンパ球の中枢神経への侵入を阻害し、高い治療効果を発揮する。しかし、進行性多巣性白質脳症(PML)の発症が大きな問題となっている。JCウイルス陽性、2年以上のナタリズマブ長期投与、免疫抑制薬の投与歴、がPMLのハイ・リスク群であることが分かった。PMLの発症だけでなく、PMLに関連して発症する免疫再構築症候群(IRIS)にも注意しなくてはならない。(著者抄録) |
文献番号 | 2014075517 |