トヨグチ ミツコ   Toyoguchi Mitsuko
  豊口 光子
   所属   医学部 医学科(附属八千代医療センター)
   職種   非常勤講師
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 超低出生体重児における未熟児網膜症 東京都多施設研究
掲載誌名 正式名:日本眼科学会
略  称:日眼
ISSNコード:290203
掲載区分国内
出版社 日本眼科学会誌
巻・号・頁 108(10),600-605頁
総ページ数
著者・共著者 平岡 美依奈(東京都立墨東病院 新生児科), 渡辺 とよ子, 川上 義, 伊藤 玲, 瀧川 逸朗, 鈴村 弘隆, 多田 裕, 久保田 芳美, 林 良寛, 吉田 正樹, 加部 一彦, 西田 朗, 近藤 昌敏, 竹内 敏雄, 植田 俊彦, 宮島 祐, 村松 大弐, 佐久間 泉, 豊口 光子, 島 義雄, 高田 昌亮, 中山 玲慧, 保坂 篤人, 横山 利幸, 長谷川 廉, 星 順, 副田 敦裕, 豊田 美穂子, 齋藤 友博
発行年月 2004/10
概要 目的:超低出生体重児の救命率の向上に伴い,未熟児網膜症の発症および治療状況がどのように変化したかを明らかにする.対象と方法:2002年4~10月までに東京都の16施設の新生児集中治療室に入院し,生存退院となった出生体重1,000g未満の超低出生体重児122例について,未熟児網膜症の発症および治療について調査した.結果:超低出生体重児の生存率は85.6%(125/146例)であった.対象の平均在胎週数は26.74週,平均出生体重は782.25gであった.未熟児網膜症は105例(86.1%)に発症し,レーザー治療は50例(41.0%)に行われ,3度以上の重症瘢痕形成率は4.9%であった.未熟児網膜症発症は平均で修正在胎週数32.5週で,レーザー治療開始時期は修正在胎週数35.7週であった.結論:生存率の向上に伴い,治療を要する重症例が増加していると考えられた