アオキ マサコ
Aoki Masako
青木 雅子 所属 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | あたりまえさの創造 ボディイメージの形成過程からとらえた先天性心疾患患者の小児期における自己構築 |
掲載誌名 | 正式名:日本看護科学会誌 ISSNコード:02875330/21858888 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (公社)日本看護科学学会 |
巻・号・頁 | 29(3),43-51頁 |
著者・共著者 | 青木 雅子 |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2009/09 |
概要 | 先天性心疾患患者の小児期におけるボディイメージの形成過程を明らかにすることを目的に,グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いて分析した.先天性心疾患をもつ21名の成人患者に,小児期における身体に対する思いを回想してもらった.ボディイメージの形成過程は,もの心ついた時に認識した身体に対するあたりまえさを自分なりのあたりまえさに再構築していく『あたりまえさの創造』であった.【もの心ついたときのあたりまえさ】を基盤にし,友だち社会に進出して認識した身体心理社会的な【不都合さの実感】を,【同化への試み】【ジレンマとの駆け引き】【体内の調整力の発揮】をしながら,【自分らしいあたりまえさの再構築】へと変化修正させていた.体内感覚を頼りにしたボディイメージは,社会的営みを通して自己イメージへと創造されており,身体の適切な理解,他者からの了解,安心,コントロール感の獲得,他者との共軛,理想像との一体感,適応の実感を高めることが安定した自己構築につながると考えられた.(著者抄録) |
文献番号 | 2010028300 |