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            モウリ トシヒコ
            MOURI Toshihiko
           毛利 俊彦 所属 医学部 医学科(附属八千代医療センター) 職種 助教  | 
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| 論文種別 | 症例報告 | 
| 言語種別 | 日本語 | 
| 査読の有無 | 査読なし | 
| 表題 | 腹腔鏡下にて嵌頓解除したS状結腸間膜窩ヘルニアの1例 | 
| 掲載誌名 | 正式名:千葉医学雑誌 ISSNコード:03035476/24334243  | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社 | 千葉医学会 | 
| 巻・号・頁 | 94(2),69-73頁 | 
| 著者・共著者 | 毛利 俊彦, 石多 猛志, 今西 啓, 堀部 文倫, 濱野 美枝, 鬼澤 俊輔, 太田 正穂, 片桐 聡, 中村 努, 新井田 達雄 | 
| 発行年月 | 2018/04 | 
| 概要 | 症例は66歳男性。腹痛・頻回嘔吐を主訴に救急外来を受診した。腹部レントゲン写真で小腸niveau像、CT検査で左下腹部にcaliber changeを認めていた。単純性イレウスの診断にてイレウス管挿入し、保存的治療を開始した。しかしイレウス改善を認めず、治療開始後5日目にCTの再検討の結果、S状結腸間膜窩ヘルニアの疑いで腹腔鏡下にて手術を行った。腹腔内観察にてS状結腸間膜窩に小腸が嵌頓していた。間膜窩の切開を行い嵌頓解除した。腸管血流は保たれていたため腸切除せず、再陥入防止のため切開を延長しヘルニア門を開放し手術を終えた。術後経過は良好にて術後第9病日に退院となった。S状結腸間膜窩はS状結腸間膜後葉と壁側腹膜との癒合不全で生じる窪みと考えられている。S状結腸間膜窩ヘルニアは比較的稀な疾患で、鏡視下で治療した報告は少ない。今回腹腔鏡下にて嵌頓解除したS状結腸間膜窩ヘルニアの1例を経験したので文献的考察を加えて報告する。(著者抄録) | 
| 文献番号 | 2019024066 |