カワシマ アキツグ
Kawashima Akitsugu
川島 明次 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 【イメージテクノロジーの進歩と脳卒中治療】脳循環代謝イメージングの進歩 全身麻酔下でのCold Xe-CTによる脳血流測定の血行再建術への応用 |
掲載誌名 | 正式名:The Mt. Fuji Workshop on CVD ISSNコード:02898438 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)にゅーろん社 |
巻・号・頁 | 30,44-47頁 |
著者・共著者 | 岡田 芳和, 米山 琢, 川島 明次, 山口 浩司, 小林 智範, 川俣 貴一 |
発行年月 | 2012/07 |
概要 | 血行再建術後の過灌流症候群の予防のため、プロポフォール鎮静下でCold Xe-CTによる脳血流の定量的評価を行った。対象は内頸動脈狭窄症に対する300側の血栓内膜剥離術(CEA)ともやもや病に対する78側の浅側頭動脈・中大脳動脈(STA-MCA)バイパス術とした。CEA症例のうち75%以上の血流増加(重度)と評価したのは2側で、術後の血圧管理とエダラボン投与などにより過灌流症候群をきたした症例は認めなかった。もやもや病のSTA-MCAにおいて113%以上の血流増加(重度)と評価した4側は全て症候性となり、脳内出血など重篤な状態に陥った。鎮静下で術直後に容易に脳血流が測定できるXe-CT法は、血行再建術による過灌流などの評価に有用であることが示唆された。 |
文献番号 | 2013047223 |