カワシマ アキツグ
Kawashima Akitsugu
川島 明次 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 頸髄海綿状血管腫の一手術例 |
掲載誌名 | 正式名:脊髄機能診断学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | エーザイ(株) |
巻・号・頁 | 29(1),133-136頁 |
著者・共著者 | 浪岡 愛, 佐々木 寿之, 川島 明次, 山口 浩司, 久保 長生, 堀 智勝 |
発行年月 | 2008/02 |
概要 | 50歳代女。めまいで外来経過観察していた。眩暈、夜間呼吸苦、左上下肢痺れ感、歩行時のふらつきで受診した。神経所見では両下肢PTR亢進、左頸部〜上肢、下肢の痛覚過敏及び左半身C2以下の冷覚過敏を認めた。MRI上C1/2レベルで脊髄の紡錘状の腫大、脊髄内に不均一に造影されるmassをやや右側に認めた。病理所見は、海綿状血管腫に特有な所見であった。後方アプローチにて摘出術を施行した。術中自発呼吸を残して摘出術施行、自発呼吸の消失は認めなかった。術後MRIにてC1/2レベルで術前認めたmassの消失を確認した。術後、一過性の麻痺及び深部知覚障害をきたしたが、1週間後には付き添い歩行可能となり、術前の呼吸障害も改善を認めた。 |
文献番号 | 2008269749 |