カワシマ アキツグ
Kawashima Akitsugu
川島 明次 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 【頸動脈病変治療後の長期成績】CEA症例の長期予後の検討 |
掲載誌名 | 正式名:脳卒中の外科 ISSNコード:09145508/18804683 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本脳卒中の外科学会 |
巻・号・頁 | 36(2),78-83頁 |
著者・共著者 | 岡田 芳和, 川島 明次, 川俣 貴一, 山口 浩司, 堀 智勝 |
担当区分 | 2nd著者 |
発行年月 | 2008/03 |
概要 | 1年以上の経過観察ができた頸動脈血栓内膜剥離術(CEA)症例について、手術合併症、脳虚血発作の再発、経過観察中の死亡原因、術前後のADL変化などを検討した。1年経過時点での予後良好例は355/372例、予後不良例(ADL低下)は手術合併症による神経脱落症状の6例(1.6%)を含めた17/372例であった。5年経過時点での予後良好例は223/267例、予後不良例(ADL低下)は29/267例、死亡は15/267例であった。ADL低下の原因には、いずれもCEA部の脳虚血発作によるものはみられなかった。これは、CEAによる脳虚血発作の予防効果を示唆するものであるが、再狭窄は16/400側(4%)に認められ、再狭窄の早期診断のために、術後経時的ulrtasonographyや3D-CTAで観察し、完全閉塞や脳虚血症状が出現する前に再処置を検討すべきと思われた。 |
文献番号 | 2008181475 |