カワシマ アキツグ
Kawashima Akitsugu
川島 明次 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 両側内頸動脈高度狭窄あるいは閉塞病変の治療方針 |
掲載誌名 | 正式名:脳卒中の外科 ISSNコード:09145508/18804683 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本脳卒中の外科学会 |
巻・号・頁 | 35(4),271-275頁 |
著者・共著者 | 川俣 貴一†, 岡田 芳和, 川島 明次, 山口 浩司, 堀 智勝 |
発行年月 | 2007/07 |
概要 | 多発性の内頸動脈高度狭窄あるいは閉塞性病変のうち、両側性の症例について、内頸動脈閉塞と対側内頸動脈高度狭窄を合併した9例(Group 1)と非もやもや病両側頸動脈閉塞の6例(Group 2)に分類し、その治療方針および成績を検討した。Group 1では、閉塞側のSTA-MCA anastomosisを施行した後に2 stageにて対側の頸動脈内膜剥離術(CEA)を施行した。狭窄側がembolic sourceになりrepeated symptomを生じるような場合にはCEAを優先した。Group 2では、主症状側のSTA-MCA anastomosisを優先した。結果として、両グループともに術後合併症はなく、術前の抗血小板剤の管理を含め経過は良好であった。一方、STA-MCA anastomosisの周術期で術後過灌流ならびに未治療の対側頸動脈狭窄あるいは閉塞が重なり、血圧管理などに苦慮する症例も見られた。 |
文献番号 | 2007307404 |