カワシマ アキツグ
Kawashima Akitsugu
川島 明次 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 【脳卒中のチーム医療 EC-ICバイパスの夜明け】多発性病変 頸動脈多発病変症例におけるSTA-MCA anastomosis |
掲載誌名 | 正式名:The Mt. Fuji Workshop on CVD ISSNコード:02898438 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)にゅーろん社 |
巻・号・頁 | 24,91-95頁 |
著者・共著者 | 川俣 貴一, 岡田 芳和, 川島 明次, 山口 浩司, 堀 智勝 |
発行年月 | 2006/07 |
概要 | 内頸動脈系の多発病変22例の治療成績を報告した.内訳は内頸動脈閉塞病変に同側の外頸動脈の高度狭窄を伴った7例(A群),内頸動脈閉塞と対側内頸動脈高度狭窄合併9例(B群),両側頸動脈閉塞6例(C群)であった.治療として,A群では初めに外頸動脈の頸動脈内膜剥離術(CEA)を施行し,その後STA-MCA anastomosisを施行した.B群では閉塞側のSTA-MCA anastomosisをまず施行し,二期的に対側のCEAを施行した.C群は主症状側のSTA-MCA anastomosisを優先させた.治療の結果,A群では通常のSTA-MCA anastomosis術後と同様に,脳血管撮影あるいはMRAでバイパス部の良好な血流を確認した.また,術後経過は全例良好であった.B群,C群では周術期に術後過灌流および対側の頸動脈狭窄が重なり,血管管理に苦慮する症例もみられたが,術前の抗血小板剤の管理を含め,経過は全例良好であった |
文献番号 | 2006272595 |