カワシマ アキツグ
Kawashima Akitsugu
川島 明次 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | くも膜下出血患者の循環血液量変化 |
掲載誌名 | 正式名:Neurosurgical Emergency ISSNコード:13426214 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (NPO)日本脳神経外科救急学会 |
巻・号・頁 | 9(1),1-5頁 |
著者・共著者 | 糟谷 英俊, 恩田 英明, 米山 琢, 川島 明次, 山口 浩司, 佐々木 寿之, 笹原 篤, 赤川 浩之, 堀 智勝 |
発行年月 | 2004/06 |
概要 | インドシアニングリーン(ICG)を静脈注射した後,循環血液中のICGの濃度変化をpulse spectrophotometryにより測定することで計算される循環血液量変化法を用いて,くも膜下出血患者50症例の循環血液量について検討を行った.循環血液量の平均値は発症間もない時期に最も低く,徐々に増加し,7-8日目にはほぼ正常になることが明らかになった.手術後2〜3日においては循環血液量の差が大きく,原因について検討した結果,60ml/kg以下のグループには重症例が多く,corticotropinが有意に高かった.また,中心静脈圧を8cm以上に保つべく,電解質輸液の他に5%アルブミン液250mlを2時間毎に輸注し,中心静脈圧を5cm以上に保つ群と比較した.点滴投与群はhypervolemic治療群が常に多かったが,循環血液量,脳循環血液量に差はなく,虚血症状の発症率にも差はなかった |
文献番号 | 2004309474 |