カワシマ アキツグ   Kawashima Akitsugu
  川島 明次
   所属   医学部 医学科(東京女子医科大学病院)
   職種   准教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 脳神経外科患者における深部静脈血栓症,肺塞栓症 危険因子とヘパリンの使用経験
掲載誌名 正式名:脳神経外科速報
ISSNコード:09171495
掲載区分国内
出版社 (株)メディカ出版
巻・号・頁 13(8),857-862頁
著者・共著者 糟谷 英俊, 恩田 英明, 川島 明次, 米山 啄, 白石 和子, 堀 智勝
発行年月 2003/08
概要 ヘパリンを使用する前の1年間(2000年7月から2001年6月)に脳神経外科疾患患者のうち深部静脈血栓症患者を5例経験した.5例中3例は大腿静脈から中心静脈ラインが行われていた.1例は脳梗塞患者で中心静脈ラインはないものの麻痺側,1例は麻痺はないものの血管撮影の翌日にカテーテル挿入側に起こした.これらが危険因子であると考えられた.ヘパリンを投与するようになった2001年7月から2002年6月迄の1年間では深部静脈血栓又は肺塞栓症は6例に合併し,全例が麻痺が存在する四肢に血栓が発生した.3例は中心静脈ライン中,3例は中心静脈ライン抜去時の経過が経過してから発症した.ヘパリンの効果については有意差を示すにはいたらなかったが,ヘパリンによる副作用はなかった
文献番号 2004015952