ハルタ シヨウジ
Haruta Shiyouji
春田 昭二 所属 医学部 医学科(附属八千代医療センター) 職種 准教授 |
|
論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 透析患者の急性冠症候群に対する治療戦略 |
掲載誌名 | 正式名:ICUとCCU ISSNコード:03891194 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 医学図書出版(株) |
巻・号・頁 | 27(6),563-567頁 |
著者・共著者 | 菅原 重忠, 春田 昭二, 栗原 朋宏, 小金井 博士, 藤井 真也, 岡田 尚之, 志村 由美, 八木 勝宏, 石井 康宏, 高木 厚, 村崎 理史, 鶴見 由紀夫, 川名 正敏, 笠貫 宏 |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2003/06 |
概要 | 2000年6月〜2002年4月間にCCUに入院した連続447例の急性冠症候群(ACS)患者を透析患者31例と非透析患者416例に分け,危険因子を含む患者背景・ACS病型・病変枝数・治療内容・院内予後について検討した.その結果,非透析患者は透析患者に比べて高脂血症の保有率が有意に高く,糖尿病・高血圧・喫煙歴・家族歴には有意差を認めなかった.心不全合併率は透析患者が19%と非透析患者7.9%より有意に高く,非ST上昇型ACSも透析患者で有意に多かった.透析患者と非透析患者における保存療法,経皮的冠動脈形成術(PCI)および冠動脈バイパス術の選択に有意差はなかったが,透析患者に多枝病変が多く認められ,院内死亡は透析・非透析患者は同等であった.以上より,透析患者のACSに対しても現行のPCI療法にて非透析患者と同等の効果が期待できると考えられた |
文献番号 | 2004013123 |