イワシタ ハナコ
Iwashita Hanako
岩下 華子 所属 医学部 医学科 職種 助教 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 英語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | Comparative analyses of CTX prophage region of Vibrio cholerae seventh pandemic wave 1 strains isolated in Asia |
掲載誌名 | 正式名:Microbiology and Immunology ISSNコード:03855600 |
掲載区分 | 国外 |
出版社 | John Wiley & Sons Australia, Ltd |
巻・号・頁 | 62(10),pp.635-650 |
著者・共著者 | Pham Tho Duc, Nguyen Tuan Hai, Iwashita Hanako, Takemura Taichiro, Morita Kouichi, Yamashiro Tetsu |
発行年月 | 2018/10 |
概要 | アジア諸国における第七次流行時中に分離したVibrio cholerae 1系統のコレラトキシン(CTX)プロファージ領域の構造を判定および比較した。1959~1962年にタイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、台湾、日本で分離されたV.choleraeの18分離株を解析した。CTXプロファージ領域特異的制限断片長多型とPCR特性によって18系統を8群に分類した。DNA配列決定によって8群の代表系統の領域の構造を判定した。8系統の染色体IにおけるCTX-1、RS-1、新規ゲノムアイランドの種々の組合せがある8の異なるCTXプロファージ領域が明らかになった。1系統によってもたらされたCTXプロファージ領域は多様な構造であった。地域特異的CTXプロファージ領域を有するV.cholerae系統は、東南アジア諸国を循環していると考えられた。CTXプロファージ領域の異なる型を有する複数の系統が共循環していた。2483コア遺伝子にわたる一塩基多型の相違によって産生した系統樹の解析で、CTXプロファージ領域構造に基づいて同じ群内に分類されたV.cholerae系統が、近接しているクラスターに分離されることが明らかになった。 |
DOI | 10.1111/1348-0421.12648 |
文献番号 | 2020139963 |