ニワ ユキコ
NIWA Yukiko
丹羽 由紀子 所属 医学部 医学科(附属八千代医療センター) 職種 講師 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 腹臥位呼吸管理とステロイド投与が奏効した食道癌術後ARDSの1例 |
掲載誌名 | 正式名:日本臨床外科学会雑誌 ISSNコード:13452843/18825133 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本臨床外科学会 |
巻・号・頁 | 76(5),994-997頁 |
著者・共著者 | 間下 直樹, 小池 聖彦, 岩田 直樹, 丹羽 由紀子, 平井 昂宏, 小寺 泰弘 |
発行年月 | 2015/05 |
概要 | 症例は72歳の男性.Stage IIIの胸部食道癌の診断で,術前化学療法を2コース施行後に食道亜全摘,3領域郭清,胃管後縦隔経路再建術を施行した.術翌日より誤嚥からの重症肺炎を併発し,人工呼吸管理を要した.抗菌薬投与を行うが改善せず,acute respiratory distress syndrome(以下,ARDS)に進展した.術後18日目より腹臥位呼吸管理とステロイド投与を開始すると,徐々に酸素化能の改善が得られ,人工呼吸器から離脱可能となり救命できた.重症ARDSに対する腹臥位呼吸管理の有用性が近年報告されている.一方で,ステロイド治療への評価は定まっていない.本症例は,腹臥位呼吸管理とステロイドによる治療の併用がARDSに対して奏効したと考えられ,文献的考察を加えて報告する.(著者抄録) |
文献番号 | 2015243417 |