ニワ ユキコ
NIWA Yukiko
丹羽 由紀子 所属 医学部 医学科(附属八千代医療センター) 職種 講師 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 切除不能進行・再発大腸癌に対するFOLFOX療法の効果・安全性の検討 |
掲載誌名 | 正式名:陶生医報 ISSNコード:09160876 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 公立陶生病院教育・広報活動委員会 |
巻・号・頁 | (23),9-11頁 |
著者・共著者 | 松下 英信, 丹羽 由紀子, 坪井 賢治, 高見 悠子, 橋本 良二, 服部 正嗣, 福本 良平, 小林 大介, 大河内 治, 加藤 伸幸, 本田 一郎 |
担当区分 | 2nd著者 |
発行年月 | 2007/10 |
概要 | 2005年6月〜2006年3月までにFOLFOX療法を行った切除不能進行・再発大腸癌20例(男性10例、女性10例・年齢中央値61歳)を対象に、Oxaliplatin(1-OHP)と持続5-FU/LV併用(FOLFOX療法)の効果・安全性について検討した。1)治療前のPerformance Status(PS)は0:18例、1:2例で、原発部位は結腸14例、直腸5例、多発1例であった。2)治療はFOLFOX 4療法17例、mFOLFOX 6療法3例で、総投与回数は148回(中央値7回)であった。3)有害事象は血液毒性でGr.3以上の好中球減少10例、Gr.1の血小板減少13例、Gr.3の消化器毒性2例、末梢神経障害をGr.3の1例を含む18例に認めた。4)成績はCR:0例、PR:4例、SD:8例、PD:8例で、奏効率は25.0%(初回治療例では33.3%)であった。以上、これらの結果からも、FOLFOX療法は血液毒性や末梢神経障害に留意すれば、比較的高い奏効性と安全性を持つ治療法と考えられた。 |
文献番号 | 2008086892 |