ニワ ユキコ
NIWA Yukiko
丹羽 由紀子 所属 医学部 医学科(附属八千代医療センター) 職種 講師 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 播種性転移をきたした卵巣成熟奇形腫の1例 |
掲載誌名 | 正式名:日本臨床外科学会雑誌 ISSNコード:13452843/18825133 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本臨床外科学会 |
巻・号・頁 | 68(3),687-691頁 |
著者・共著者 | 大河内 治, 丹羽 由紀子, 小林 大介, 坪井 賢治, 加藤 伸幸, 本田 一郎 |
担当区分 | 2nd著者 |
発行年月 | 2007/03 |
概要 | 症例は24歳,女性.17歳時に両側卵巣成熟奇形腫にて腫瘍摘出術を施行された.手術時に腫瘍に被膜破綻を認めた.今回,右背部痛を認め腹部CT検査で肝腫瘍を指摘され入院となった.施行された腫瘍マーカーは全て正常値であった.腹部造影CTおよび腹部MR画像上,右横隔膜下および肝下面に脂肪成分および石灰化を伴う嚢胞状腫瘍を認めた.血管造影検査では圧排所見のみであった.卵巣奇形腫の腹膜播種性転移を疑い開腹術を施行した.手術所見では腫瘍は肝に付着して圧排性に発育しており腫瘍摘出術を施行した.病理組織学的に成熟奇形腫と診断された.成熟奇形腫の播種巣が三胚葉成分全てから構成されることは稀であるうえ,その組織型が成熟型を呈するという極めて興味ある症例を経験した.(著者抄録) |
文献番号 | 2007294970 |