コンドウ ツネノリ
Kondou Tsunenori
近藤 恒徳 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 教授 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【泌尿器科癌のリンパ節郭清:最新エビデンスとエキスパートの実践】上部尿路上皮癌に対するリンパ節郭清の実践 |
掲載誌名 | 正式名:泌尿器外科 ISSNコード:09146180 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 医学図書出版(株) |
巻・号・頁 | 33(1),21-26頁 |
著者・共著者 | 近藤 恒徳 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
発行年月 | 2020/01 |
概要 | 上部尿路上皮癌に対するリンパ節郭清においては、郭清範囲、治療意義が議論されてきた。われわれは、マッピング研究から得られた1次転移から所属リンパ節を決定した。これはその後米国から発表されたものとほぼ同じである。これまでの多くの後ろ向き研究からは、解剖学的テンプレートに基づいた郭清が行われると、非郭清群よりも予後が優れていることが示されている。われわれは原則開腹手術でリンパ節郭清を行い、併存合併症がない限り全例に行うようにしている。手術時間は郭清によって少し延長はするが、術中出血量や合併症率は有意差がなかった。近年リンパ節郭清が行われる症例は、欧米でも増加傾向であり、郭清による治療的意義はあるとの認識が広がっているものと思われる。今後はロボット手術の本術式への導入が進むと郭清もロボット下で行われるようになり、腹腔鏡手術よりも普遍的な鏡視下郭清につながることが期待される。(著者抄録) |
文献番号 | 2020162148 |