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ヤマダ ヨウスケ
YAMADA Yousuke
山田 洋輔 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 准教授 |
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| 論文種別 | 症例報告 |
| 言語種別 | 日本語 |
| 査読の有無 | 査読あり |
| 表題 | 頭部MRIで神経皮膚黒色症として特徴的な画像所見を認めた新生児の2例 |
| 掲載誌名 | 正式名:日本小児放射線学会雑誌 ISSNコード:09188487/24324388 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社 | 日本小児放射線学会 |
| 巻・号・頁 | 35(2),143-147頁 |
| 著者・共著者 | 青木 龍, 原 裕子, 山田 洋輔, 鶴田 志緒, 長谷川 久弥 |
| 担当区分 | 最終著者 |
| 発行年月 | 2019/11 |
| 概要 | 症例1は日齢0の男児で、下腹部から両側腹部、背部にかけて巨大先天性色素性母斑(CMN)を認め、頭部および胸部四肢に衛星色素性母斑が多数散在していた。全身状態観察および中枢神経精査のためNICU入院となった。頭部MRIにて両側扁桃体と小脳、脳幹背側にT1WIで高信号、T2WIで低信号を呈する病変が多数散在しており、神経皮潤黒色症(NCM)と判断した。現在、水頭症による頭痛や嘔吐、けいれんといった症状の有無を外来で経過観察中である。症例2は日齢0の女児で、背部を中心に体幹全面や四肢近位部まで、頭部から顔面の大部分を占める巨大CMNを認め、全身状態観察および中枢神経精査のためNICU入院となった。頭部MRIでは、両側扁桃体と小脳半球、歯状核、脳幹にT1WIで高信号、T2WIで低信号を示す病変が散在していた。巨大色素性母斑と頭部MRIの特徴的な画像所見からNCMと判断した。外来経過観察中にけいれん発作を認め、フェノバルビタールによる内服コントロール中である。 |
| 文献番号 | 2020085940 |