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カワジリ スミヒロ
KAWAJIRI Sumihiro
河尻 澄宏 所属 医学部 医学科(附属東洋医学研究所) 職種 准教授 |
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| 論文種別 | 総説 |
| 言語種別 | 日本語 |
| 査読の有無 | 査読なし |
| 表題 | 【神経難病の新展開】パーキンソン病 |
| 掲載誌名 | 正式名:BIO Clinica ISSNコード:09198237 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社 | (株)北隆館 |
| 巻・号・頁 | 25(10),870-875頁 |
| 著者・共著者 | 河尻 澄宏, 服部 信孝 |
| 発行年月 | 2010/09 |
| 概要 | パーキンソン病は振戦、固縮、動作緩慢、姿勢反射障害などの運動症状と自律神経障害、精神症状などの非運動症状を呈す、2番目に頻度の高い神経変性疾患である。病理学的に中脳黒質を中心とした神経細胞脱落とLewy小体の形成を特徴とする。治療はL-DOPA、ドパミンアゴニストを中心とした対症療法のみであり、L-DOPAは長期投与に伴いwearing-offなどの諸問題が生じてくる。ほとんどは孤発性であるが5-10%は遺伝性であり、環境要因と遺伝要因による多因子遺伝疾患とされる。原因は不明であるが、ミトコンドリア機能障害、蛋白分解系の異常が言われている。最近ではオートファジーによるミトコンドリア品質管理機構の異常が報告され注目されている。(著者抄録) |
| 文献番号 | 2010292121 |