アンベ マサヒロ
Anbe Masahiro
安部 昌宏 所属 医学部 医学科(附属八千代医療センター) 職種 助教 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 体液管理のため腹膜透析を導入した巣状分節性糸球体硬化症の3例 |
掲載誌名 | 正式名:日本小児腎不全学会雑誌 ISSNコード:13415875 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本小児腎不全学会 |
巻・号・頁 | 39,192-195頁 |
著者・共著者 | 安部 昌宏, 陶山 友徳, 笹田 洋平, 苗代 有鈴, 松野 大輔, 本間 澄恵, 成毛 有紀, 堀江 弘, 久野 正貴 |
発行年月 | 2019/07 |
概要 | 巣状分節性糸球体硬化症(FSGS)の体液管理のため、腹膜透析(PD)を導入した3例を経験した。PDによる体液管理は強制除水により尿量を減少させ、尿から漏出する蛋白量を抑えることで可能になると考えられている。今回初めてPD導入前後の漏出する蛋白量ならびに尿量を比較したため報告する。本3例はPD導入1ヵ月後に尿量が減少し、尿より漏出する蛋白量も減少した。また、腹膜から漏出する蛋白量もわずかであったことから、体外へ漏出する総蛋白量が減少し、体液管理が可能になった。治療抵抗性FSGSにおいて難治性浮腫を認める場合には、PDによる限外濾過も体液管理の一つの選択肢として考えられる。(著者抄録) |
文献番号 | 2020019704 |