イトウ ナオコ
Itou Naoko
井藤 奈央子 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 助教 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | Denys-Drash症候群に対する小児腎移植2症例 |
掲載誌名 | 正式名:日本小児腎不全学会雑誌 ISSNコード:13415875 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本小児腎不全学会 |
巻・号・頁 | 33,102-106頁 |
著者・共著者 | 川浪 さやこ, 北田 秀久, 岡部 安博, 三浦 敬史, 栗原 啓, 寺坂 壮史, 加来 啓三, 野口 浩司, 堤 康, 井藤 奈央子, 古賀 友紀, 住江 愛子, 原 寿郎, 熊本 憲子, 中西 浩一, 田中 雅夫 |
発行年月 | 2013/07 |
概要 | Denys-Drash症候群(DDS)に対する小児腎移植の2例を経験した。症例1は3歳2ヵ月女児で、生後1ヵ月、先天性ネフローゼ症候群と診断した。腎不全のためCAPD(腹膜透析)を導入した。生後8ヵ月、DDSと診断した。母方祖母(65歳)をドナーとする血液型不一致生体腎移植術を施行した。経過良好で術後23日目に退院となった。移植後13ヵ月経過した現在、成長、発育、腎機能いずれも良好である。症例2は2歳10ヵ月女児で、先天性ネフローゼ症候群と診断し、生後2ヵ月にCAPDを導入した。開放腎生検でDMSと診断し、遺伝子検査でDDSと診断した。母親(35歳)をドナーとする血液型一致生体腎移植術を施行した。経過良好で術後18日目に退院した。移植後半年以上経過した現在、腎機能良好で、両下肢長差なく、動揺歩行は消失した。小走りやジャンプも可能な状態となり、良好な成長、発育を認めている。 |
文献番号 | 2014059759 |