イトウ ナオコ
Itou Naoko
井藤 奈央子 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 助教 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 急速な経過をとったD+HUSの1例 |
掲載誌名 | 正式名:日本小児腎不全学会雑誌 ISSNコード:13415875 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本小児腎不全学会 |
巻・号・頁 | 29,106-107頁 |
著者・共著者 | 井藤 奈央子, 郭 義胤, 鳥尾 倫子, 鯉川 弥須宏, 此元 竜雄, 山口 孝則, 山口 英里, 正木 公子 |
発行年月 | 2009/08 |
概要 | 4歳女児。3日前より腹痛・下痢・粘血便が出現して便培養によりO-157が検出された。血尿・蛋白尿が出現して尿量も低下し、血性嘔吐と一過性意識障害、血小板低下を認めたため溶血性尿毒症症候群の疑いで搬送された。搬送時は代謝性アシドーシスを呈し、血清蛋白の低下、BUN・クレアチニンの上昇、肝逸脱酵素・LDH・アミラーゼの上昇、低ナトリウム血症・高カリウム血症と、画像上脳浮腫を認めた。直ちに持続腹膜透析を開始した結果、一時的にアシドーシスや高カリウム血症、意識レベルの改善を認めたが高熱は持続し、その後再び意識レベルが低下して第5病日に突然心肺停止をきたし死亡した。心肺蘇生時検査所見では白血球増多、アシデミア、骨格筋優位のクレアチンホスホキナーゼ・尿酸値の上昇、低血糖、高カリウム血症・高リン血症を認めた。 |
文献番号 | 2010070044 |