コウチ カツノリ
Kouchi Katsunori
幸地 克憲 所属 医学部 医学科(附属八千代医療センター) 職種 准教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 外科的多発奇形に対する治療戦略 外科的多発奇形に対する手術のタイミングと順番 |
掲載誌名 | 正式名:日本周産期・新生児医学会雑誌 ISSNコード:1348964X |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本周産期・新生児医学会 |
巻・号・頁 | 51(1),94-96頁 |
著者・共著者 | 松岡亜記†, 矢部清晃, 幸地克憲 |
担当区分 | 最終著者 |
発行年月 | 2015/05 |
概要 | 7年6ヵ月間に、新生児期に手術を行った134例のうち、2つ以上の新生児外科疾患を合併した8例の治療方針を提示し、その妥当性を検討した。診療録より、疾患、心疾患と染色体異常との合併、施行した手術とその順番、手術創の数について後方視的に調査した結果、外科的多発奇形は特有の疾患群が半数を占め、染色体異常の合併は21トリソミーの1例のみであった。手術数と手術回数との相関はなく、複数の手術を一期的か多段階に行うかの選択は、長時間手術を避けるべき心疾患の合併と体位変換を伴う術野分離の有無で決定されていた。外科的多発奇形に対する治療戦略において、心疾患を合併し、かつ術野が分かれる症例では手術侵襲軽減のため多段階手術を基本とするが、複数の腹部外科疾患の合併例では臍部アプローチにより単一創で同時手術が可能であった。 |
文献番号 | 2015256379 |