ホンダ タカフミ
Honda Takafumi
本田 隆文 所属 医学部 医学科(附属八千代医療センター) 職種 助教 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 小児の2009A/H1N1pdmインフルエンザ肺炎に対する非侵襲的陽圧換気療法の経験 |
掲載誌名 | 正式名:日本集中治療医学会雑誌 ISSNコード:13407988/1882966X |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本集中治療医学会 |
巻・号・頁 | 21(3),253-257頁 |
著者・共著者 | 山本 しほ, 本田 隆文, 吉田 雅樹, 土屋 希, 武藤 順子, 濱田 洋通, 林 北見, 寺井 勝 |
担当区分 | 2nd著者 |
発行年月 | 2014/05 |
概要 | 2009年10月から12月の期間において、2009A/H1N1pdm肺炎を発症し緊急入院となった4歳から12歳の小児のうち、意識障害がなく、酸素投与にて酸素飽和度が95%未満で呼吸窮迫が改善しない14例に非侵襲的陽圧換気(noninvasive positive pressure ventilation, NPPV)による治療を試みた。NPPV治療は気管挿管管理をバックアップとして小児集中治療室で行った。12例はNPPVにより努力性呼吸と自覚症状が24時間以内に改善し、NPPVからの離脱が可能であった。NPPV施行期間は平均2.8日であった。1例はNPPV開始6時間後に気管挿管に移行し、他の1例はNPPVに協力が得られず断念した。NPPVの導入は意識状態が良好で協力が得られる小児が基本と考えるが、その有効性に関しては今後の検討が必要である。(著者抄録) |
文献番号 | 2014275249 |