ホンダ タカフミ
Honda Takafumi
本田 隆文 所属 医学部 医学科(附属八千代医療センター) 職種 助教 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 冠動脈起始異常が死因として考えられた突然死例 |
掲載誌名 | 正式名:日本小児救急医学会雑誌 ISSNコード:13468162 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本小児救急医学会 |
巻・号・頁 | 9(1),66-68頁 |
著者・共著者 | 青木 孝浩, 本田 隆文, 石川 雅健, 中野 雅行, 河上 牧夫, 寺井 勝 |
発行年月 | 2010/02 |
概要 | 症例は生来健康であった9歳男児。ランニング中に心肺停止となり、蘇生術に反応なく死亡した。病理解剖において左冠動脈右冠動脈洞起始を認めた。心筋の慢性虚血所見は認めず、左冠動脈領域の虚血から心室性不整脈が誘発された可能性がある。当疾患は無症状で経過し、運動負荷心電図においても虚血所見が現れないことがある一方、first eventで死に至ることも多い。しかし運動時の胸痛など何らかの前兆がある症例も少なからずあり、胸痛の鑑別診断において当疾患を想起し、冠動脈起始異常の有無を経胸壁心エコーでスクリーニングすることの重要性を再認識した。(著者抄録) |
文献番号 | 2010126001 |