クロダ ハジメ
Kuroda Hajime
黒田 一 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 複雑型子宮内膜異型増殖症でも子宮全摘出術後の腟断端部再発があり得る |
掲載誌名 | 正式名:栃木県産婦人科医報 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 栃木県産科婦人科学会 |
巻・号・頁 | 40,41-43頁 |
著者・共著者 | 森澤 宏行, 高橋 佳容子, 神蔵 慎一, 黒田 一, 厚木 右介, 島田 和彦, 梅崎 光, 松田 義雄, 大和田 倫孝 |
発行年月 | 2014/03 |
概要 | 複雑型子宮内膜異型増殖症の再発は稀である。われわれは複雑型子宮内膜異型増殖症の診断で子宮全摘出を行い、約2年後に腟断端部にポリープ状病変として再発を来たした1例を経験した。症例は53歳で、複雑型子宮内膜異型増殖症の診断のもとに単純子宮全摘出術、両側付属器切除術を施行した。術後2年3ヵ月が経過して腟出血を訴え、診察で腟断端部に5mm大のポリープ状病変を確認した。生検で異型を示す子宮内膜腺の増殖があり、腟断端部再発と診断した。追加治療として腟壁切除術を施行した。複雑型子宮内膜異型増殖症であっても再発の可能性を考え、定期的な診察と不正腟出血などの症状があるときは必ず生検を含む精査が不可欠である。(著者抄録) |
文献番号 | 2014229119 |