クロダ ハジメ
Kuroda Hajime
黒田 一 所属 医学部 医学科(附属足立医療センター) 職種 教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 卵管間質部妊娠術後に妊娠38週にて子宮破裂に至った1例 |
掲載誌名 | 正式名:産科と婦人科 ISSNコード:03869792 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)診断と治療社 |
巻・号・頁 | 76(7),887-889頁 |
著者・共著者 | 厚木 右介, 山田 哲夫, 桑田 吉峰, 若佐谷 敦, 高橋 佳容子, 黒田 一, 大和田 倫孝, 佐藤 郁夫 |
発行年月 | 2009/07 |
概要 | 30歳女、3経妊2経産。右側卵管間質部妊娠で右側卵管間質部を切除した。切除後約2年経過し妊娠に至り、妊娠6週より定期的に妊婦健診を受けていた。34週より帰省分娩のため転院し妊婦健診を受けていた。38週陣痛発来8時間後より陣痛間欠期に右側腹部痛を自覚し収縮期血圧が70mmHgまで低下した。出血性ショック、子宮破裂を疑い母体搬送となった。意識はJCSI-2、顔面蒼白で収縮期血圧70mmHg、脈拍140bpm、整で超音波でモリソン窩に至る液体貯留像を認めた。50〜60bpmの顕著な胎児徐脈も確認された。所見より子宮破裂に伴う出血性ショックと診断し、緊急帝王切開を実施した。児を出生後、子宮収縮が極めて不良のため子宮全摘術を施行した。術後経過は貧血の改善と共に全身状態の改善がみられ、児は7ヵ月現在発達障害を認めていない。 |
文献番号 | 2009259856 |