ミツボシ シヨウタ
Mitsuboshi Shiyouta
光星 翔太 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 助教 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 小腸軸捻転をきたした小腸GISTの1例 |
掲載誌名 | 正式名:日本外科系連合学会誌 ISSNコード:03857883/18829112 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本外科系連合学会 |
巻・号・頁 | 43(1),50-55頁 |
著者・共著者 | 光星 翔太, 浅香 晋一, 今泉 理枝, 伊藤 嘉智, 小池 太郎, 吉松 和彦 |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2018/02 |
概要 | 症例は85歳,女性.下腹部痛を主訴に近医受診,小腸捻転の診断で当院救急搬送となった.腹部造影CTで右下腹部に4.8×3cm大の不整形腫瘤が存在し,上腸間膜動静脈を中心に腸間膜の動静脈が螺旋を描くwhirl signを認めた.小腸腫瘍による小腸軸捻転の診断で緊急手術となった.開腹すると,Treitz靱帯より60cm肛門側の空腸に,壁外に発育する4.5cm大の腫瘍が存在し,上腸間膜動静脈を回転軸として時計回りに720度捻転していた.虚血所見は認めず,捻転を解除し,腫瘍を含め約5cmの小腸部分切除術を施行した.病理組織学的検査の結果,c-kit強陽性,CD34,SMA弱陽性,S-100,desmin陰性,核分裂像は2/50High Power Fields(HPFs)でlow grade malignancyの小腸GISTと診断した.小腸GISTが,小腸軸捻転に関与したと考えられる稀な症例を経験したので,文献的考察を加え報告する.(著者抄録) |
文献番号 | 2018345086 |