クマキリ ジユン
Kumakiri Jiyun
熊切 順 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 難治性子宮内膜症に対するOral Contraceptive Pillsの有用性の検討 |
掲載誌名 | 正式名:エンドメトリオージス研究会会誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本エンドメトリオーシス学会 |
巻・号・頁 | 28,137-143頁 |
著者・共著者 | 黒田 恵司, 熊切 順, 上山 和也, 小林 優子, 島貫 洋人, 菊地 盤, 北出 真理, 武内 裕之, 竹田 省 |
発行年月 | 2007/07 |
概要 | 子宮腺筋症または深部内膜症(ダグラス窩深部病変;DIE)に対してホルモン維持療法を行った53例の成績を報告した。症例の内訳は、子宮腺筋症に対してピル投与を行ったもの27例、DIEに対してピル投与を行ったもの19例、子宮腺筋症に対してダナゾール投与を行ったもの10例(ピル無効のためダナゾールに変更したもの3例を含む)であった。この3群間で治療成績を比較すると、月経痛は3群とも著明に改善し、有意差は認めなかった。子宮腺筋症に対してピル投与を行った群とダナゾール投与を行った群では治療前に過多月経を認めた症例がそれぞれ23例、5例存在した。この2群間で過多月経に対する治療成績を比較すると、月経量50%以下となった症例の割合はピル投与群が78%、ダナゾール投与群40%であり、ピル投与群のほうが高かった。副作用の頻度は3群間で有意差を認めなかった。 |
文献番号 | 2008018225 |