クマキリ ジユン
Kumakiri Jiyun
熊切 順 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 腹腔鏡下に核出困難であった子宮腫瘍の病理組織学的検討 |
掲載誌名 | 正式名:日本産科婦人科学会東京地方部会会誌 ISSNコード:02885751 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)東京産科婦人科学会 |
巻・号・頁 | 54(4),574-578頁 |
著者・共著者 | 糸賀 知子, 北野 孝満, 熊切 順, 島貫 洋人, 菊地 盤, 北出 真理, 武内 裕之, 木下 勝之 |
発行年月 | 2005/12 |
概要 | 腹腔鏡下筋腫核出術(Laparoscopic Myomectomy:LM)は,開腹手術と比較して術後の回復が早く,腹腔内癒着が少ないことから子宮筋腫の標準術式として普及しつつある.今回,腫瘍の核出が困難なため,術中出血が大量となった症例や回収に長時間を要した3症例の病理組織所見とMRI所見の比較を行った.LMの難易度を規定する因子は,筋腫の位置,大きさだけでなく腫瘍の病理学的特色も考慮する必要があることが示唆された.LMが困難となる可能性がある腫瘍は,正常子宮筋層との境界が不明瞭なadenomatoid tumor,変性によって軟らかくなったmyxoid leiomyoma,細胞密度の高いcellular leiomyomaであった.術前のMRIで正常筋層との境界が不明瞭な腫瘍やT2強調画像における腫瘍内のhigh intensityを認めた場合は,LMが困難な症例である可能性がある(著者抄録) |
文献番号 | 2006094905 |