ナカミゾ ムネナガ
Nakamizo Munenaga
中溝 宗永 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 特任教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | チーム医療で喉頭温存食道切除が可能であった頸胸部進行食道癌の1例 |
掲載誌名 | 正式名:日本医科大学医学会雑誌 ISSNコード:13498975/18802877 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | 日本医科大学医学会 |
巻・号・頁 | 9(1),20-24頁 |
著者・共著者 | 萩原 信敏, 松谷 毅, 野村 務, 中溝 宗永, 横島 一彦, 河越 哲郎, 川見 典之, 宮下 次廣, 宮下 正夫, 内田 英二 |
発行年月 | 2013/02 |
概要 | 症例は54歳男性で、嚥下困難を主訴に紹介入院となった。食道造影検査では頸胸部食道に長径6cm、左側から圧排する狭窄像が認められた。腫瘍露出部の生検で扁平上皮癌を認め、頸胸部MRI検査では第7頸椎〜第2胸椎レベルに27×27×53mm大の腫瘍性病変が認められた。消化器外科、頭頸部外科、消化器内科、放射線治療科の合同カンファレンスで画像所見を評価し、切除可能と診断した。消化器内科にてシスプラチン/5-FU併用ネオアジュバント化学療法を施行し、主病巣は15%程度縮小した。消化器外科にて胸腔鏡下食道切除、腹腔鏡補助下胃管作製を、頭頸部外科にて喉頭温存食道全摘、下咽頭空腸・空腸胃管吻合を施行した。術後経過および経口摂取は比較的良好で、現在外来にて加療中である。 |
文献番号 | 2013216078 |