ナカミゾ ムネナガ
Nakamizo Munenaga
中溝 宗永 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 特任教授 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
招待の有無 | 招待あり |
表題 | 【唾液腺腫瘍-診療所で可能な鑑別診断-】耳下腺腫瘍の治療方針を決めるための鑑別診断 |
掲載誌名 | 正式名:ENTONI ISSNコード:13462067 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)全日本病院出版会 |
巻・号・頁 | (148),34-39頁 |
著者・共著者 | 横島 一彦, 中溝 宗永 |
担当区分 | 2nd著者 |
発行年月 | 2012/12 |
概要 | 耳下腺腫瘍診療において良性・悪性腫瘍の鑑別診断は時に難しく、癌の治療を行う上で必要な悪性度の診断はさらに難解である。治療に携わっている立場でもそう感じているので、検査手段に制限のある診療所では診療に限界があるのは当然である。しかし、患者にその後の方向性を示すための最低限の鑑別診断を迅速に行う必要がある。はじめに、上頸部腫瘤の鑑別診断が必要になる。頭部・顔面皮膚癌などの耳下腺内リンパ節転移や口腔・咽喉頭癌の上深頸部リンパ節転移を念頭に置き、原発巣検索を行うべきである。次に、耳下腺腫瘍であれば、その良性・悪性の判断、さらには悪性度の予測が必要となる。その第一歩として、病歴聴取や視触診所見から、精密検査の必要性や緊急性を判断することがプライマリーケアには求められている。(著者抄録) |
文献番号 | 2013089497 |