イナイ シユンタ
Inai Shiyunta
稲井 俊太 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 助教 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 肝硬変を併存する頭頸部癌患者への対応 |
掲載誌名 | 正式名:頭頸部外科 ISSNコード:1349581X/1884474X |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (NPO)日本頭頸部外科学会 |
巻・号・頁 | 20(3),303-307頁 |
著者・共著者 | 横島 一彦, 中溝 宗永, 稲井 俊太, 酒主 敦子, 粉川 隆行, 山口 智, 戸根 裕子, 八木 聰明 |
発行年月 | 2011/02 |
概要 | 肝硬変を併存する頭頸部癌症例に対する治療方法の選択は難しい。種々の併存疾患の中で肝硬変は最も深刻であり、多臓器不全の準備状態であるからである。われわれは自験例を解析し、肝硬変の重症度と頭頸部癌治療の可否について検討した。1999年から2009年に当科を初診した肝硬変併存頭頸部扁平上皮癌症例20例(治療機会25回)を対象にした。Child-Pugh分類C群は放射線単独治療を完遂できない症例が目立ち、治療自体に限界があった。Child-Pugh分類B群は放射線単独治療の完遂は可能であったが、他の治療を選択できないと判断したため、進行癌には限界があった。Child-Pugh分類A群ではすべての治療法を行ったが、大規模手術後の合併症が目立ち、解決に向けた工夫が必要と思われた。(著者抄録) |
DOI | https://doi.org/10.5106/jjshns.20.303 |
文献番号 | 2011158661 |