ナカミゾ ムネナガ
Nakamizo Munenaga
中溝 宗永 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 特任教授 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 頸部筋肉内脂肪腫の1手術症例 |
掲載誌名 | 正式名:頭頸部外科 ISSNコード:1349581X/1884474X |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (NPO)日本頭頸部外科学会 |
巻・号・頁 | 20(3),255-260頁 |
著者・共著者 | 横山 有希子, 横島 一彦, 稲井 俊太, 酒主 敦子, 中溝 宗永 |
担当区分 | 最終著者 |
発行年月 | 2011/02 |
概要 | 頸部巨大脂肪腫の1手術症例を報告した。症例は32歳男性。15年前に自覚した右頸部腫瘤が増大し、ふらつき、首の痛みや喉の圧迫感などを生じるようになった。他院では脂肪腫と診断されたものの、手術合併症としての神経障害を強調され手術は勧められず、結果的には放置されていた。当院初診時、右後頸部を中心に最大径100mmの腫瘤を触知し、CT、MRIから脂肪腫と診断して摘出術を行った。腫瘍は周囲筋肉に癒着していたため、一部合併切除を要した。病理診断は筋肉内脂肪腫であった。術後重篤な神経障害や再発は認めず、術前に認めた様々な症状は消失した。本症例を経験し、脂肪腫の手術適応基準の検討が必要であると思われた。(著者抄録) |
DOI | https://doi.org/10.5106/jjshns.20.255 |
文献番号 | 2011158653 |