ナカミゾ ムネナガ
Nakamizo Munenaga
中溝 宗永 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 特任教授 |
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論文種別 | 総説 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読なし |
表題 | 下咽頭癌の頸部郭清について |
掲載誌名 | 正式名:頭頸部外科 ISSNコード:1349581X/1884474X |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (NPO)日本頭頸部外科学会 |
巻・号・頁 | 2,163-169頁 |
著者・共著者 | 保喜克文, 川端一嘉, 鎌田信悦, 苦瓜知彦, 中溝宗永, 高橋久昭, 島田士郎, 丹生健一, 八木克憲 |
発行年月 | 1992/10 |
概要 | 下咽頭癌では高頻度に頸部リンパ節転移がみられ、これが予後に大きく影響を及ぼす。我々は両側頸部郭清術と片側頸部郭清術を行った症例を比較し、原発巣及び病期進行度に対してどのような頸部郭清術の選択が可能か検討した。癌研頭頸科における1978年から1989年の下咽頭癌一次症例は165例で、根治手術を施行したのは121例である。両側頸部郭清術は72例で、片側頸部郭清術は42例であった。これらの症例を検討した結果、以下の結論を得た。1)局所が健側に進展しない梨状陥凹型でN0からN2aの症例では片側頸部郭清術で制御可能であった。2)それ以外の場合は両側頸部郭清術が必要である。3)根治照射後再発例では両側頸部郭清を行なうべきであった。(著者抄録) |
DOI | https://doi.org/10.5106/jjshns.2.163 |
文献番号 | 2008198988 |