ナカミゾ ムネナガ
Nakamizo Munenaga
中溝 宗永 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 特任教授 |
|
論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 原発巣と頸部転移巣の進展度で比較した喉頭癌Stage IV症例の予後 |
掲載誌名 | 正式名:耳鼻咽喉科・頭頸部外科 ISSNコード:09143491/18821316 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (株)医学書院 |
巻・号・頁 | 80(2),153-157頁 |
著者・共著者 | 島田 健一, 中溝 宗永, 横島 一彦, 八木 聰明 |
担当区分 | 2nd著者 |
発行年月 | 2008/02 |
概要 | 扁平上皮喉頭癌Stage IV根治例22例(男18例、女4例、平均年齢68.1歳)のうち、原発巣(T)進展群10例、頸部転移(N)進展群11例、双方進展の1例の再発様式と治療成績を検討した。両群ともに局所再発は認めなかったが、頸部再発と遠隔転移はT進展群の20%、N進展群の64%に認め、病理学的多発リンパ節転移はT進展群で20%、N進展群で全例に認めた。死因特異的4年生存率はT進展群88.9%、N進展群25.3%であり、頸部進展が予後を悪化させる要因であった。Stage IV症例では予後良好群と不良群があることが示唆され、原発巣と頸部転移の進展度によって治療方針を細分化する必要があると思われた。 |
文献番号 | 2008121865 |