イナイ シユンタ
Inai Shiyunta
稲井 俊太 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 助教 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 両側頸部郭清術を併施した喉頭・下咽頭切除後のiPTH値の経時推移 |
掲載誌名 | 正式名:頭頸部癌 ISSNコード:13495747/18818382 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本頭頸部癌学会 |
巻・号・頁 | 33(4),499-502頁 |
著者・共著者 | 横島 一彦, 中溝 宗永, 稲井 俊太, 酒主 敦子, 小津 千佳, 八木 聰明 |
発行年月 | 2007/12 |
概要 | 喉頭・下咽頭進行癌に対する手術で副甲状腺を温存し、機能温存に成功した症例では術直後に行っているカルシウム補正を中止する判断が必要になる。しかし、どのタイミングでそれが可能かは不明である。今回はその判断基準を明らかにするために研究を行った。喉頭全摘出術以上の原発巣切除と両側頸部郭清術を行い、健側副甲状腺を温存した10例を対象に、術後iPTH値の推移を調査した。iPTH測定は術前、術中、術直後、術後1日、3日、1週、2週、1ヵ月、3ヵ月に行った。10例中9例で副甲状腺機能温存が可能であった。それら9例のiPTH値は術前に比べ術中から有意に低下し、1週間以内に最低値となった。また、術後2週間で有意に上昇した。この結果は、術後2週間の時点でのiPTH値が術後一時的に必要なカルシウム補正を中止する判断の目安になる可能性を示唆すると考えられた。(著者抄録) |
DOI | https://doi.org/10.5981/jjhnc.33.499 |
文献番号 | 2008119529 |