ナカミゾ ムネナガ
Nakamizo Munenaga
中溝 宗永 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 特任教授 |
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論文種別 | 原著 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 下咽頭・頸部食道癌の切除範囲と遊離空腸による再建術式 嚥下機能からの検討 |
掲載誌名 | 正式名:頭頸部外科 ISSNコード:1349581X/1884474X |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (NPO)日本頭頸部外科学会 |
巻・号・頁 | 17(1),35-40頁 |
著者・共著者 | 中溝宗永†, 横島一彦, 島田健一, 斎藤明彦, 稲井俊太, 酒主敦子, 中沢裕子, 八木聰明 |
担当区分 | 筆頭著者 |
発行年月 | 2007/06 |
概要 | 下咽頭・頸部食道癌全周性切除・空腸移植術において、切除範囲に応じた再建法を知るため、嚥下機能を調査・検討した。対象は下咽頭・頸部食道癌39例で、切除範囲は下咽頭喉頭全摘出術(TPL:n=29)と患側高位咽頭(扁桃上極)切除(n=10)である。再建法は端・端縫合した(I)型と、空腸を二分し中咽頭側壁パッチを併施した(P)型に分類し、術後4ヵ月以降の食事内容・時間を調査した。TPL症例では、27例が常食を20〜40分で摂取可能であった。高位咽頭切除例では、I型再建の5例中3例が常食を40〜60分で、P型再建では5例全てが常食・軟飯を20〜40分で摂取可能であった。この結果から高位咽頭切除例ではP型再建が有用である可能性が示唆された。(著者抄録) |
DOI | https://doi.org/10.5106/jjshns.17.35 |
文献番号 | 2007263118 |