ノハラ ミチコ   Nohara Michiko
  野原 理子
   所属   統合教育学修センター 統合教育学修センター
   職種   教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 横浜市内の学童の6年間のぜん息様症状の有症率の変化と関連因子の検討
掲載誌名 正式名:アレルギー
ISSNコード:00214884/13477935
掲載区分国内
出版社 (一社)日本アレルギー学会
巻・号・頁 50(12),1143-1151頁
著者・共著者 中井 千晶, 香川 順, 清水 悟, 野原 理子, 繁冨 綾
発行年月 2001/12
概要 1986年から1991年までの6年間,横浜市内の3地区6小学校に毎年入学した1年生を対象として,毎年10月に呼吸器症状に対するアンケート調査を行い,ぜん息様症状の有症率と経年的変化を調査した.対象人数は各年度平均700人であった.ぜん息様症状の有症率は6年間で,男子は7.6%から11.0%,女子は6.5%から8.8%へと増加傾向であったが,地区別の有意差は男女とも認められなかった.また,全ての年で,男子の有症率が女子より高かった.さらに,ぜん息様症状に影響を与える因子について検討した結果,アレルギー素因,2歳までの呼吸器疾患・ぜん鳴・呼吸困難の既往,「かぜをひいていなくてもいつもセキがでる」のあるものは,ないものに比べてオッズ比が有意に高く,有症率との関連性が示唆された
文献番号 2002132676