ノハラ ミチコ   Nohara Michiko
  野原 理子
   所属   統合教育学修センター 統合教育学修センター
   職種   教授
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 鉛曝露作業者における尿中インターロイキン-6レベル
掲載誌名 正式名:日本職業・災害医学会会誌
ISSNコード:13452592
掲載区分国内
出版社 (一社)日本職業・災害医学会
巻・号・頁 49(2),164-167頁
著者・共著者 佐藤 敏彦, 鞠 超英, 野原 理子, 武林 亨, 大前 和幸, 香川 順
発行年月 2001/03
概要 尿中インターロイキン-6(IL-6)が鉛曝露による早期影響マーカーとしての可能性を有するのではないかと考え断面調査を行った.鉛曝露群として鉛精錬作業に従事する男38名(平均36.4歳)を,又,対照群として有害物質曝露のない組み立て作業に従事する男44名(平均43.7歳)と比較した.その結果,鉛曝露者の尿中IL-6が有意に上昇していることが認められた.この尿中IL-6は,血中鉛濃度とは相関しないものの,尿中N-acetyl-β-D-glucosaminidase(NAG)とは相関することから,腎由来のものであり鉛曝露が腎尿細管においてIL-6の産生や分泌に何らかの影響を及ぼしていることが示唆された
文献番号 2002018355