カコガワ ジユン
Kakogawa Jiyun
水主川 純 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授・基幹分野長 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 胎内感染が成立したHIV感染妊婦の1例 |
掲載誌名 | 正式名:日本周産期・新生児医学会雑誌 ISSNコード:1348964X |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)日本周産期・新生児医学会 |
巻・号・頁 | 47(3),690-693頁 |
著者・共著者 | 大垣 洋子, 水主川 純, 中西 美紗緒, 兼重 昌夫, 細川 真一, 赤平 百恵, 松下 竹次, 定月 みゆき, 箕浦 茂樹 |
担当区分 | 2nd著者 |
発行年月 | 2011/08 |
概要 | 27歳、初産婦。無月経と腹痛を主訴に前医を受診し、妊娠18週と診断、2回目の受診となる27週5日目のHIVスクリーニング検査(ELAISA法)にて陽性がみられ、3回目の受診となる妊娠32週4日目でのスクリーニング検査(Western blot法)でHIV陽性と判明した。以後、妊娠34週6日目に著者らの施設へHIV合併妊娠管理目的で受診後、highly active antiretroviral therapy(HAART)を開始したところ、妊娠37週の時点でHIV-RNA量が低下したため、37週5日目に選択的帝王切開にて2879gの女児を出産した。出生後、児は全身状態は良好であったが、生後48時間以内のHIV-RNA陽性より、HIV胎内感染と診断され、HAARTが開始された。その結果、日齢28にHIV-RNA量は低下し、日齢42に退院、日齢79以降はHIV-RNA量は未検出となっている。尚、現在も経過観察中である。 |
文献番号 | 2012093885 |