カコガワ ジユン
Kakogawa Jiyun
水主川 純 所属 医学部 医学科(東京女子医科大学病院) 職種 教授・基幹分野長 |
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論文種別 | 症例報告 |
言語種別 | 日本語 |
査読の有無 | 査読あり |
表題 | 腫瘍マーカー高値を伴う良性卵巣腫瘍(内膜症性嚢胞)破裂の2例 |
掲載誌名 | 正式名:東京産科婦人科学会会誌 ISSNコード:21860599 |
掲載区分 | 国内 |
出版社 | (一社)東京産科婦人科学会 |
巻・号・頁 | 60(3),393-396頁 |
著者・共著者 | 木村 直樹, 大西 賢人, 田口 歩, 櫻橋 彩子, 大垣 洋子, 中西 美紗緒, 折戸 征也, 水主川 純, 桝谷 法生, 山城 千珠, 定月 みゆき, 五味淵 秀人, 箕浦 茂樹 |
発行年月 | 2011/09 |
概要 | 腫瘍マーカーが異常高値を示し、病理学的に子宮内膜症性嚢胞の破裂であった2例を経験したので報告する。症例1は29歳、0経妊0経産、下腹部痛を主訴に来院。腫瘍マーカーはCA125 1,473.4IU/ml、CA19-9 11,979.5IU/ml、経腟超音波断層法によって卵巣嚢腫破裂が疑われ腹腔鏡下卵巣嚢腫摘出術を行い、内膜症性嚢胞の診断。症例2は29歳、0経妊0経産で下腹部痛を主訴に来院。腹部CT、MRIおよび経腟超音波断層法にて卵巣嚢腫破裂が疑われた。腫瘍マーカーはCA125 3,639.5IU/ml、CA19-9 7,314.2IU/mlであった。両側卵巣嚢腫摘出術が行われ、両側内膜症性嚢胞の診断。これらは突然の下腹部痛で腫瘍マーカーが異常高値の場合、内膜症性嚢胞破裂も鑑別の一つになると考えられる。そして腫瘍マーカーは子宮付属器茎捻転と卵巣嚢胞破裂との鑑別に役立つ可能性がある。(著者抄録) |
文献番号 | 2012045205 |