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カコガワ ジユン
KAKOGAWA Jiyun
水主川 純 所属 統合教育学修センター 統合教育学修センター 職種 教授 |
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| 論文種別 | 症例報告 |
| 言語種別 | 日本語 |
| 査読の有無 | 査読あり |
| 表題 | von Recklinghausen病(神経線維腫症1型)合併妊娠の1例 |
| 掲載誌名 | 正式名:日本周産期・新生児医学会雑誌 ISSNコード:1348964X |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社 | (一社)日本周産期・新生児医学会 |
| 巻・号・頁 | 46(3),863-866頁 |
| 著者・共著者 | 水主川 純, 定月 みゆき, 中西 美紗緒, 箕浦 茂樹 |
| 担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
| 発行年月 | 2010/08 |
| 概要 | 37歳(0経妊0経産)。患者は他医でIVF-ETにて妊娠成立し、妊娠7週2日目に、著者らの施設へ紹介となった。受診時、全身には数年前からの褐色色素斑と皮下腫瘤が認められ、28週目頃からは皮下腫瘤が増加、増大傾向を示した。皮膚科で診たところ、褐色色素斑はカフェ・オ・レ斑で、皮下腫瘤は神経線維腫NF1(神経線維腫症1型)が疑われた。一方、33週5日目からは妊婦健診で妊娠高血圧症候群が指摘され、入院後は降圧薬投与で血圧の安定を行っていたが、尿蛋白は3.1g/日であった。以後、34週2日目に硬膜外麻酔併用腰椎麻酔下にて帝王切開が行われ、あわせて皮下腫瘤の生検も行われた。その結果、娩出された児は2139gの女児(Apgar score9点/9点)で、カフェ・オ・レ斑は認められなかった。母体血圧の方は降圧薬の非使用で正常化し、尿蛋白も陰性化がみられた。また、皮下腫瘤の病理診断はやはり神経線維腫であり、NF1と確定診断された。尚、児はNICU入院後、経過は良好にて日齢16に退院となった。 |
| 文献番号 | 2010340354 |